ジェイソン・キッド(Jason Kidd)現役時代のポジションはポイントガード。ニュージャージー・ネッツを2年連続NBAファイナルに導き、NBAキャリアをスタートしたダラス・マーベリックスに復帰後、2011年に、自身、チーム共に初のチャンピオンとなりました。
この時のマブスはまさにキッドのチーム。変幻自在のパスワークで味方をアシストするだけでなく、常に戦う姿勢を鼓舞するリーダーとしての役割が大きかったように思えます。
ポイントガードにも関わらず、キャリア平均6.3リバウンドと、リバウンド能力が高くトリプル・ダブルをレギュラーシーズンで107回、プレーオフで11回達成しており、Mr.トリプル・ダブルの称号を与えられています。また、アシスト数、スティール数は歴代2位となっています。
卓越したコートビジョンとノールックパスだけでなく、苦手だった3ポイントシュートを克服した忍耐力、コーチング、どれをとっても素晴らしく、華があるプレーヤーでした。マイケルジョーダンのような特別な身体能力がなくても、ハンドリングとパスセンスを磨くことで自分は何物にもなれることを体現した、まさに選手の鏡となるプレーヤーです。ぜひ若いバスケットボーラーにも見てほしいムービーです。
Jason Kidd – The Magician
Jason Kidd Career
Jason Kidd Top 10 Plays of the 2011 NBA Playoffs
神アシスト